通勤時間とワークライフバランスの関係性

ワークライフバランスにおいて通勤時間もかなり重要になってくる。
看護師が勤務先を探す際、やり甲斐を求めたり、給与や仕事内容が良いなどの条件を求めるのは当然のことである。
しかし、勤務先までの距離があまりに遠いとなれば、通勤時間で疲れてしまい長く続けることは困難となるケースは現実問題としてかなり多く、看護師が転職する要因の一つとなっているのである。
通勤に時間を取られてしまうと、それだけプライベートの時間の確保が難しくなってしまう。
ゆっくりと過ごす時間が減ってしまうとリフレッシュしにくくなるので、ストレスが溜まりやすくなってしまい疲れも取れにくい。
通勤は毎日のことであるため、そういったことが続くと仕事中集中力もきれやすくなり、重大なミスにつながる可能性だってある。
しっかりとした休息時間を取るためにも、通勤時間は短いに越したことはないだろう。
しかし近ければ近いだけ良いというわけではないので気をつけなくてはならない。
あまりに職場が近いと、仕事が休みの時でも同僚や患者に会ってしまう可能性もあるからである。
プライベートでも仕事関係の人に会うとなれば、なかなかゆっくり過ごすことができなくなってしまい、いつでも気が抜けない状況に陥ってしまい、気の休まる時間がなくなってしまうのだ。
看護師は、通勤時間がどの程度必要になるのかで長く続けられるかが左右されやすい職業とも言える。
働き先を探す際、自宅から30分以内を目安として考えておくと、プライベートの時間も確保されやすく無理なく勤務を続けることができるのではないだろうか。
尚、通勤時間については看護師の通勤時間短縮計画でも知ることができる。